ティーイング・エリア
ルール改正によって「ティーインググラウンド」から「ティーイングエリア」と変更になりました。
名称の変更はありましたが”内容”の変更はありません!
ティーイングエリアの範囲
エリアの範囲は「2つのティーマークの幅と奥行き2クラブレングスの長方形のエリア」となります。
ティーイングエリアのルール
ティーイングエリアからプレーする
ゴルフ規則では「球はティーイングエリアからプレーしなければならない」となっています。
「ティーイングエリアからプレー」とはどうゆう意味なのでしょうか?
それは「ボールの一部でもティーイングエリア内にあれば、そのボールはティーイングエリア内」なのです。
つまりボールさえティーイングエリア内にあれば、スタンスがエリアの外にあってもかまわない!という事です。
もしエリア外からプレーしてしまった場合は「2打罰」となります。
この場合エリア外から打った球はカウントしないので、打つ直しは3打目となります。
プレーする上での注意点
プレー中に起こりえるトラブルについて、いくつか紹介して行きましょう!
- 打順を間違える
- 池やOB、バンカーの場所を聞いた
- ワッグルしていたら、ボールがティーから落ちた
- ティーイングエリア内でボールの後ろ側を踏みつけた
- 空振りしてボールがティーから落ちた
- 他の人のクラブを間違って使用した
1.打順を間違える
打順を間違えても罰はない、というのが基本です。
しかし、わざと間違えると”2打罰”になる可能性があります。
例えば「打順を変えて、他のプレーヤーに風向きなどを教える意図があった」など他のプレーヤーに有利になるような場合は罰がつきます。
5.空振りしてボールがティーから落ちた
落ちたボールが”ティーイングエリア内”にあれば罰なしにもう一度ティーアップしても罰はありません。
空振りは1打目で、再ティーアップして打った球が2打目になります。
6.他の人のクラブを間違って使用した
間違って使用した場合1回目は”2打罰”になります。その後、知らずに3ホールラウンドしたとしても、1ラウンドで最大4打罰までとなっています。
あくまでも間違えた場合なので、”故意”に行えば失格になる可能性もあるので注意が必要です。
2.3.4については罰はありません!
ティーイングエリアのマナー
・全てのショットでも同じですが、アドレスに入ったら、変に動いたり声を出したりして邪魔をしないようにしましょう。
・実際にコースで良く見るのですが、前の組の方がショットをする時に後ろの組の人達が、素振りをしたり話をしている事があるので、自分の組以外の人たちにも注意を払いましょう。
・ショットを打つ人以外は”ティーイングエリアに入らないようにするのは当然ですが、たとえエリア外でも正面や飛球線上などには立たないように気を付けましょう。
・プレーファストはもちろん守らなくてはいけませんが、前の組への”打ち込み”には気を付けましょう。
まとめ
ゴルフのルールは分かりやすくなったとはいえ、まだまだ難しい部分もあります!
競技などに参加する方はしっかり勉強しなければ、必要のないペナルティーを被る事があるかもしれません。
”ゴルフ規則”をバッグに入れて置くことは「マナーのひとつ」という方もいらっしゃいます。ラウンドする際には必要最低限のルールでも構わないと思うのでゴルフ規則などを一読しておきましょう!