ゴルフの王道から少しそれた話

初心者から100切ぐらいの方には役に立つかもしれないブログ。

グリップの重さって気にしていますか?

私のドライバーのグリップは少し太め、いわゆる”ミッドサイズ”のグリップを使用しています。

このミッドサイズのグリップは何が良いのか?と言うと、手首が返りにくく左へのミスが軽減されるのです。(たまに出るけどね😊)

グリップは自分で交換しているのですが、あまり重さについては気にしていませんでした。
しかし、この前グリップを交換した時に「グリップの重さで結構変わるもんだな」と実感する出来事があったのです。

 

 

最近、飛距離が落ちてきたかも?

最近練習をしてないせいなのか?ただ単に体力が衰えてきたのか?知りませんが、ちょっと飛距離が落ちてきた気がします。
こういう時は「スイングを見直す」とか「素振りをして体力アップをはかる」などいくつか方法がありますが、私はその中でも一番簡単な「クラブを変える(道具に頼る)」という方法を取り、今使っているクラブに比べて”軽量のクラブ”を購入したのです。

このクラブを買った理由は「クラブ重量が軽いとヘッドスピードが上がって飛ぶのではないか?」との期待を込めての事でしたが、試しにコースで打ってみると、軽すぎて切り返しのタイミングを合わせるのが難しくちょっと振りにくく感じたのです。
でもそれよりも気になったのが「グリップが細くてクラブが握りにくい」という事だったのです。

グリップ交換する

そこでグリップを交換することにしました。

私のエースドライバーには少し太めのグリップ、いわゆる”ミッドサイズ”のグリップを刺しています。
この太いグリップは手首が返りにくく、左へのミスを軽減でき(たまに出ますけどね)愛用しているので、このドライバーにもミッドサイズのグリップにしてみようと思います。

交換して早速練習場に向かいボールを打ってみる事にしました。

するとグリップの細さへの違和感は当然なくなり、しかも意外な事にクラブ自体も違和感なくスイングする事が出来たのです。

ヘッドにウエイトを張るとクラブのバランスが変わり、振りやすくなるというのはわかるのですが、グリップの重さ(手元側)の重量が増えただけでもこんなにクラブの性格が変わるなんて思いもしませんでした。

調べてみよう!

そこで、今更ながらグリップの重量について調べてみました。
すると当然ながら軽い重いでメリットとデメリットが存在するようです。

まず”軽いグリップ”についてですが、「クラブ全体の重量を軽くすることが出来る」、という事と「軽いヘッドでもバランスを出せる」というこの2つです
前者についてはグリップの重量が軽くなるんですから当然ですよね。体力的に重いクラブが振りにくいという人にはメリットと言えるでしょう。
では後者の方はと言うと、軽いヘッドでも手元(グリップ)の重量が軽ければヘッドの重みを感じ取りやすくなる、というメリットがあるようです。

ただ、ヘッドに対してグリップ側が軽くなると、スイング中に手元の軌道が安定せずミート率が落ちやすいといった傾向があるようです。

では”重いグリップ”はと言うと、今度は反対に「重いヘッドでもバランスが出すぎない」「スイング中に手元の軌道が安定しやすい」という事になります。
前者のメリットは、重いヘッドでも手元(グリップ)が重ければ振った時にヘッドが軽く感じられるので初速を上げられ、後者は手元の軌道が安定してミート率が上がるというメリットがあるようです

ちなみに私の購入したクラブに始めに付いていたグリップは”33g”で、交換したグリップは”63.5g”でした。
太さも違うので一概には言えませんが、グリップを交換する前とした後では明らかにスイングがしやすくなり”引っかけフック”も出なくなりました。

30gも差があるので効果がより分かりやすかったのかもしれませんが、グリップの重さもシャフト選びと同様にしっかり検討すべきポイントだと実感した出来事でした。

 

 

まとめ

私の知り合いのクラフトマンに、シャフトを交換してもらう時、いつも「グリップはどうする?、このシャフトだと軽い方が良いと思うけど?」と聞かれていました。

私は「グリップなんて自分の握りやすい物を使えば何でも良いんじゃねっ!」とあまり気にしていませんでしたが、今思えばクラフトマンはこの事を気にしてアドバイスしてくれていたのだな、と思いました。

今回調べてみて思ったのは、重いグリップのほうがメリットが大きいのでは?という事です。
これは目指すゴルフによって違いがあるとは思いますが、まずはスイングが安定させることが私は一番重要だと思っているからです。

グリップの重さは当然相対的なもので、その人によって軽く感じるか?重く感じるか?には違いがあります。
今度、グリップを交換する際には太さや素材だけではなく、重さについても考慮してみると意外な効果を得られるかもしれませんね。(悪くなる可能性もあるからそこは気を付けて下さいね)

追伸 この記事を書いていて「パターのグリップはどうなのかな?」とちょっと思ったので、近いうちに「パターのグリップ・バランス」についてちょっと調べてみようと思います。