以前はゴルフに行く場合、そのコースのメンバーの紹介が必要というのが当たり前の事でした。
現在はゴルフは斜陽産業と言われる事もしばしばあり、メンバーの紹介不要でしかも安価でビジターの方も気軽に訪れることが出来るゴルフ場が増えてきました。
ほとんどのゴルフ場は楽天やゴルフダイジェストなどの予約サイトでエントリーできますが、現在でもメンバーの紹介必要というゴルフ場もあるのです。
いわゆる「名門」と言われるコースです。
ゴルフ場に勤めているとゴルフ場間の交流みたいなのがありまして、今回は研修という形でお邪魔させていただきました。
一般の方はなかなかプレーをするチャンスがないと思うので、私なりにレビューしてみましょう。
大洗ゴルフ倶楽部

私は今までにいくつかの「名門」と言われるコースに行ったことがあるのですが、共通して「時間がゆっくり流れている雰囲気」があるのです。
上手く言えないですが、なんていうですか?落ち着いた空気感というんですか?、のんびりしているというか?とにかく他のゴルフ場と感じが違うのです。
大洗に関しては駐車場の雰囲気も良く、だだっ広い駐車場ではなく林の中に駐車スペースが点在しているという感じです。
さて、肝心のコースですがプロテストやトーナメントを行うだけあってメンテナンスが行き届いており非常にきれいなコースでした。
ビックリするほどの本数の松林に囲まれているのですが枯れている松なども見当たらず景観も非常によかったです。松は結構枯れやすいので松枯れの防止剤を一本一本に注入するのが一般的なのですが、薬は空中散布をしているそうです。


そしてコース自体も戦略性に富んでいて、フェアウェイにただ打つだけでは攻略が難しくフェアウェイの右サイド・左サイドといったように打ち分ける事が必要でした。(キャディさんが付いてくれるのでいろいろ教えてくれるのですが、当然そのように打てるはずもなく・・・撃沈しました。)

距離も長くてですね、正直なところ「女子プロとはいえこの距離ではちょっと厳しいのではないか?」と思いましたが今年の優勝スコアは10アンダー、今の女子プロのレベルの高さを改めて認識しました。(私ごときが心配する必要はなったですね、スミマセン)
レストランも決して新しい感じではないのですが、落ち着いた雰囲気でテーブルも大きくて非常にリラックスできました。(歴史のあるコースなので古いと言えば古いのでしょうけど非常に落ち着いた空間でいい感じなんですよね)

さて、名門と言われるコースにはなかなかプレーに行くチャンスはないのかな?と思いますが、ゴルフはスコアを出すこと以外にコースや雰囲気を楽しむのもゴルフの魅力だと感じさせてくれます。
料金なども一流ですが(笑)チャンスがあれば一度行ってみるとゴルフに対する考え方が少し変わるかもしれませんよ。
