ボールマーク
みなさんこんにちは!
コロナ過ではありますが、ゴルフを楽しんでいらっしゃいますか?
ゴルフは外で行うスポーツなので密になりにくいとはいえ、クラブハウス内などでは、しっかりマスクをしましょう。
さて今回のテーマは「ボールマーク」です。
ボールマークというのはグリーン上にボールが落ちた際に付くボールの跡の事を言います。
具体的にはこんな感じです。
一般的に雨が降った後や、柔らかいグリーンに付きやすく、根がしっかりしたグリーンや硬いグリーンにはあまり付きません。
グリーンにボールマークがついてしまった場合は自分で直すのがマナーです。
しかし、残念な話なのですが、グリーンフォーク(ボールマークを直す道具)を持ってプレーしている人は少なく、私のキャディ経験からするとボールマークを直してくれるのは10人中いいとこ2~3人いるかいないかです。
初心者など初めて間もない方はボールマークを直す余裕がなく、しょうがないのかな?とも思います。それにアプローチぐらいでは付かない事もありますしね。
それでもゴルフを続けていくのであればボールマークを直すのは必須です。
実際には動画などで紹介できれば分かりやすいのですが、ここでは写真を使って基本的な直し方を紹介したいと思います。
いろいろなグリーンフォーク
ボールマークを直すにはグリーンフォークを使います。
だいたい1000円から2000円ぐらいで購入できます。
ボールマークを直せれば良いので安い物でも構いません。いろいろなデザインの物があるので自分の気に入った物を選んでみてください。
ただ私の経験上、薄い物の方が使いやいと思います。
左の写真は、ゴルフ場でもらった物です。最近は置いてあるゴルフ場は少なくなったようですが、以前は鉛筆などと一緒においてありました。
シンプルな構造で薄く作られていて、すごく使いやすいです。
同じものではないですが、市販されている物で使いやすそうだと思う物を紹介しておきます。
ブリヂストンのグリーンフォークです。
右の写真はタイトリストの物です。
使い勝手は薄い物の方が良いですが、デザインがカッコ良かったので買ってしまいました(笑)
余談ですが、このフォークは色々なカラーがあり、ケース入りの物もあるのでゴルフ好きの方へのプレゼントに最適ですよ!
グリーンフォークはポケットに入れておくので、かさばらない小さめの物の方が邪魔になりません。
直してみよう!
さて本題です。
まず、ボールを打ってきた方向を確認しましょう。
グリーンマークはボールを打ってきた方向に向かって直すので、打ってきた逆の方向にフォークを斜めに差してください。斜めに差すのがポイントです。
そして、グリーンフォークを起こすように戻します。
この時注意する点は、芝の根を切らないようにする事です。
この作業を2~3回続けて少しずつ戻していくと綺麗に戻ります。
ポイントはフォークを差す位置を少しづつずらして行うという事です。
この写真でいうと、1回起こしたら、1回目より2回目は少し左側にフォークを差すようにします。
すこし見にくいですが、右の写真の方がボールマークが小さくなっていると思います。
1回で直そうとすると根が切れてしまうので気を付けましょう。たまに凹んでいる所をテコの要領で落ち上げてしまう方がいらっしゃいますが、それは間違いです。根が切れると枯れてしまい、回復が遅くなってしまうのです。
そして最後はパターなどで平らに均せばおしまいです。
まとめ
難しい事は特にありません。
基本的には自分のショットで付けたボールマークを直すのですが、自分のライン上にあるボールマークも直しても構いません。
たまに自分の付けたボールマークがどれだか分からない事があります。
その時はどれでもいいのでひとつは直しておきましょう!!
はじめに少し触れましたが、自分のプレーで精一杯でボールマークを直す余裕がない方もいます。
マナーとしてみれば必ず直さなくてはいけないのだと思いますが、プレーが遅くなって、後ろの組の方に迷惑になってしまうのもどうかと思います。
始めのうちは仕方ないので余裕のある時は直すようしましょう。
写真では少し分かりにくかったと思いますが参考にしてみて下さい!