ゴルフの王道から少しそれた話

初心者から100切ぐらいの方には役に立つかもしれないブログ。

悪いわけではないし良いという人もいると思うけど、こんな練習場はちょっと・・・。

私はこんなゴルフのブログをしておきながらあまり練習をしません(威張ることではないですけど)

しかし「これではいかん!、もっとゴルフに集中しよう!」という事で、友人とのラウンドの前日に練習場へ向かいました。

私の住んでいる地域には練習場がたくさんあるのですが、行く練習場はいつも同じ所です。その練習場は非常にきれいでボールの単価も安く気に入っているのですが私の家からはちょっと距離があるのです。

この暑い中、遠くまで行くのもちょっとめんどくせーなぁ!,という事で今回は家から近い練習場に行ってみる事にしたのです。

 

安いくて広い練習場

この練習場は打席数が少なくネットが左右にしかないのですが、奥は森になっていてその森までは260ヤード以上あります。

練習場に着いて早速ボールを買おうとすると「100球500円」と激安!!
都会の方ではありえない値段ですよね。

出てきたボールはいわゆる練習場のボールとコースで使うボールがごちゃ混ぜなっていて、割合で言うとコースボール6:レンジボール4ぐらいでしょうか?

他の練習場でもレンジボールの他に2ピースなどのコースボールが紛れている事はそんなに珍しい事ではないのであまり気にしてはいませんでした。
この時までは・・・。

良くわからん・・・?

まずはウェッジから。ウェッジでは打感の柔らかいレンジボールを選んで練習します。
この練習場は打席から若干の打ち上げになっていて、目標になるヤード表示との距離感がちょっと掴みづらいのですがウォーミングアップには問題ありませんでした。

問題はここからです。
ピッチングに持ち替え、銘柄も良くわからない2ピースボールを打ってみると尋常じゃない高弾道で飛んでいきます。明らかにフェースの上をボールが滑っている感覚があります。

「まぁ2ピースだからこんなもんか?」

と思いながら次に違う銘柄のコースボールを打ってみると1球目に比べると弾道は低く、打感も違うのです。次に打つボールの銘柄も当然違うので弾道・打感が変わるのです。
”違う種類のボールなのだから当たり前じゃないの?”と思われる方もいると思いますが、これが問題なのです。

ボールの特性が違うので同じスイングをしていても、打感や弾道が違うのでうまく打てているのかが良くわからないのです。

これは長いクラブになるにつれて非常に顕著で、ドライバーなどは弾道・打感が違うのはもちろんですが、曲がり幅もボールごとに変わってしまうのです。

そしてコースボールはレンジボールよりも耐久性が劣るため、ディンプル(ボールについてるボコボコ)が浅くなっているボールも多くあり、空気抵抗により急降下するボールやありえない曲がり方をするボールも出てしまうのです。

コースボールは実戦に近いからいいや!と始めは思っていましたが、ボールによって弾道や打感が違いすぎてあまり身になった練習が出来なかったのですが、ボールを打つ感覚・スイングのリズムだけを考え残りのボールを打ち帰路につきました。

 

まとめ

練習場に紛れているコースボールは、練習に来たお客さんがコースではもう使わないボールを練習場で打ってしまうために増えてしまうのです。

私の住む田舎の練習場だと、ボールがネットを超えたとしても周りは野原だったりするのでさほど問題はないのかな?と思いますが、都会の練習場だと確率は少ないとは思いますがボールが練習場から外に飛び出し周りの民家に当たってしまうような事故も起きかねないので、もう使わないからと言ってコースボールを練習場で打ってしまうのはやめておいたほうが良いと思います。

レンジボールは耐久性はあるものの、当然コースボールとは違い飛距離やフィーリングが違うのでコースボールを打ちたくなる気持ちはわからなくはないですが、ゴルフは毎回同じスイングをできるようになる事が上達への近道なので、同じボールで練習するほうが身になるのではないか?と思います。