非公認球ってどうなんだろう⁉
皆さんは「非公認球」ってご存じですか?
ボールには規格があって
重さ:45.93グラム以内 直径:42.67mm以上 初速とトータル飛距離に規制がありその規定を越えてはならないのです。
「非公認球」は公式の競技では使用できませんが、意図的に基準を超えた反発力にして、飛距離を求めたボールです。
飛距離の出ない方には魅力的なボールだと思います。
私も自分の限界を超えた飛距離を体験したいと思い、非公認球を試打してみたいと思います。
非公認球を打ってみよう!
比較するために「スリクソンZ-STER XV」も打ち比べてみました。
始めに言っておきたい事があるのですが、私は非公認球を使えば20~30ヤードくらいは多く飛ぶと思っていたので、少し辛口の評価になっています。公認球に比べれば飛ぶ事は飛びますが、私の期待していた程は飛んではいないという感じです。
では行ってみましょう!
ワークスゴルフ 飛匠レッドラベル極
飛匠と書いて「ひしょう」と読みます。
まずはドライバーで打ってみると思っていたより柔らかい感触で、弾道は高弾道です。
高反発のボールは先入観で硬いものだと思い込んでいたのでその点は以外でした。
肝心な飛距離ですが「思ったよりは飛んでいないかな?」と言う感じです。
スリクソンと比べても5~6ヤード程は飛んではいましたが、爆発的な感じは受けませんでした。
アイアンとアプローチも打ってみましたが、ちょっと硬めでディスタンス系の公認球みたいな感じです。
打感は悪くないので違和感なく使用できると思います。コストパフォーマンスも良いです。
リンクス 飛砲プレミアム
このボールは少し小さい(スモールボール)です。小さければ空気抵抗が減るのでその分、飛距離性能は上がります。
ドライバーで打ってみると、しっかりと言うか少し重い感じはしますが、打感は今回打った中では一番柔らかいと感じました。
アイアンもアプローチも柔らかい感触で違和感なく打つことが出来ました。
飛距離に関してですが、スリクソンに比べてこのボールは10ヤード弱は飛んでいます。
私はあまり気になりませんでしたが、このボールはスモールボールなので気になる人は気になるかもしれません。
このボールもコストパフォーマンスが良いです。
トブンダ スーパーD
このボールはアルペングループのオリジナルブランド「TOBUNDA」の高反発ボールです。
打ってみると甲高いインパクト音で、まさに硬いの一言。ただ私の非公認球に対する印象どうりで距離は出ています。
ドライバー・アイアン・アプローチ、すべてにおいて硬さを感じます。その分球離れが早いせいか直進性はあるので普段曲がる人には良いのではないかと思います。
これこそ非公認球と言うボールだと思います。お値段も魅力的です。
PRGR スーパーエッグ
プロギアの高反発ボールです。
この中では一番高額なボールになります。
ドライバーを打ってみると、インパクト音が甲高く球離れが早いせいかプッシュ気味に飛び出しましたが、飛距離は抜群です。これは飛びます。
もう一発撃つと、少しヒールに当たりましたがスリクソンと同等に飛距離でした。
打感は少し「トブンダ」に似ていますが、もっと硬く飛距離にだけ特化したある意味すごいボールです。
アイアンもアプローチもとにかく硬いですが、アイアンも多分一番手は飛んでいると思います。
とにかく飛ばしたいならこのボールがおススメです。
まとめ
私は非公認球は異次元の飛びをイメージしてしまっていたので、思っていたより飛距離を感じられませんでした。
特に「飛匠」と「飛砲」は打感が良かった為、打感で公認球との差が感じられず、少し判断に苦労しました。
それでもずっと使っていくつもりなら、「飛匠」と「飛砲」をおススメします。
公認球に比べれば、飛距離は期待できます。
「トブンダ」と「エッグ」は初めての感触で私がイメージしていた非公認球と言う感じで、飛距離も出ていました。
飛距離と言う面だけで見た時におススメできるのは、一番が「エッグ」です。
これは確かに飛びます。
2番目が「トブンダ」です。このボールは、「エッグ」をほんの少しマイルドにしたようなボールです。
いずれにしろ少しボールに対しての慣れが必要だと思います。
非公認球を話のネタに、一度使ってみるのも面白いかもしれませんよ!