クラブ選びに役立つ本を紹介
現在のドライバーはチタンで出来ているのが普通です。
しかし、一昔前はチタンではなくメタルドライバーが主流でその前はパーシモン(柿の木)で出来ていました。
ゴルフクラブの進化のスピードは凄まじく、メーカーから新製品が次から次に発売されていきます。
クラブに関する情報はネットや雑誌で取り上げられ溢れかえっています。
情報が多いのはいい事なのだとは思いますが、一般ユーザーからすれば逆にクラブを選ぶ基準が多過ぎるため、自分にあったクラブを選ぶのが難しくなっているのではないでしょうか?
クラブは打ってみるのが一番だとは思いますが、実際はなかなか難しい所です。
特にドライバーを選ぶ時は、ヘッドだけではなくシャフトにも気を使わなければなりません。
研修生をしていた私も多少はクラブの構造を理解してはいるつもりですが、いろいろな方のレビューを見たり、ヘッドは構えやすい物、シャフトはタイミングが合う振りやすい物、という程度でクラブを選んでいました。
しかし、それでは少しまずいなぁと思うようになりました。
研修生をしていた事もあり、友人などからクラブ選びのアドバイスを求められる事も少なくありません。
自分のクラブなら構わないのですが、人にアドバイスするにはもう少しクラブについて理解をしなくては、と思うようになりました。
そこで、もう一度しっかりクラブについて勉強するために本を読んでみました。
今より30ヤード飛ぶクラブを選ぶための36の法則
この本の著者、マーク金井さんをご存じですか?
元ゴルフ雑誌の編集者でクラブアナリストの方で豊富な知識で分かりやすい試打レポートには定評のある方です。
実は私も気になったクラブがあると、マークさんの試打レポートを拝見させて頂いてます。
当然ですが「このクラブが良いのでこれを使えば飛ぶようになる」というような単純な内容ではありません。
クラブの構造や重心位置で球筋がどういう傾向にになるのか?、クラブは軽い方がいいのか?ロフトが小さい方が飛ぶのか?など基本的な事やクラブに対してのチョット疑問に思っていた事などが分かりやすく紹介されています。
「クラブを選ぶため」という観点ではなくゴルフクラブについての読み物としてみてもすごく面白い本だと思います。
この本を読んだ後に、自分に合うクラブはどんな物なのか、実際に使用しているクラブは自分に合っているのかなど調べてみるのも、面白いと思いますよ!
私も調べて見ましたが、自分の使っているドライバーが、結構自分にあっているようで少しホッとしました。
クラブへの理解を深めることで、ゴルフをより一層楽しめるのではないかと思います。
一読の価値ありです!