ゴルフの王道から少しそれた話

初心者から100切ぐらいの方には役に立つかもしれないブログ。

打ち込みは重大な事故に繋がります。注意しましょう

つい先日、私の友人がゴルフに行ってベストスコアを更新した!と喜んでいました。

ラウンドの話を聞いていると「後ろの組の人に打ちこまれたよ」と軽い感じで言っていたのです。
彼はまだまだ初心者なので、「打ち込み」が重要な事故につながる事を理解していないようなのです。

ゴルフ場に努めていると、多くはないですが「打球事故」は年に何回かあります。
今までに、そう多くはないのですが「救急車」を呼ばなくてはならない事例もありました。

打ち込みは、重大な事故につながる事もあるので、今回は「打ち込み」について考えていきたいと思います。

なぜ、打ち込みが起こるのか?

まだ届く範囲にに人がいるのに故意に打ち込む人は、まずいない!とお思いでしょう。
「前のカートや人がいるのが見えなかった」というなら理解できると思います。
しかし、実際には”まだいるのにも関わらず打ってしまう人”がいるのです。

理由を聞くと、「届かないと思った」とか「たまたま芯に当たって飛んでしまった」など言い訳にはなりませんが、何となく理解できる理由もあります。しかし中には「前の組が遅かったから」というもう意味の分からない事を言う人もいます。

打ち込まない為には?

この「届かないと思った」というのはキャディをしている時に何度か感じた事があります。

まだ前の組がいるのに、いきなり”アドレスを取りだし打とうとするお客様”がいるのです。

「あれ、この人打とうとしている⁉」と思い「まだ待ってくださいっ!」と止めると「えっ、届いちゃう?」と聞き返されたりします。

これは、自分の飛距離が正確に分かっていないのか?、コースだと感覚が変わり、距離があるように感じるのではないかと思われます。
少し難しいことかもしれませんが「自分の飛距離を正確に把握しておく」というのは重要です。

よく「センターのフラッグ」を超えたら打って良い!というコースが多くありますが、飛ぶ人などは、グリーン近くに行くまで待つ!というぐらいで良いと思います。

絶対に届かない距離を明けてから打つ!というのが鉄則です!

打ち込まれない為に注意する事

打ち込まれた人より、当然打ち込んだ人に非があると思いますが、事故を防止するため打ち込まれないようにしておく必要があります。

これは、簡単な事で「カートを見える所で止めておく」「全員がセカンドショットを打ち終わるまで、誰かが後ろの組の見える所にいるようにする」などです。

ドッグレッグのコースなどでは「全員が打ち終わったら、後ろの組に”合図”をしてあげる」ようにすると、スムーズにラウンド出来るようになるのですが、慣れないとちょっと難しいかもしれませんね。

 

 

もし、打ち込んでしまったら?

もし、打ち込んでしまった場合は、相手の所に行って丁寧に謝罪しましょう。
この時、打ち込んでしまった自分の方が悪いので、あまり言い訳などしないようにしましょう。
言い訳をした事で、もめてしまう事もあるので注意が必要です。

打ち込んだだけなら、謝罪で済みますが、もし当たってしまった場合は「マスター室」に連絡するようにしましょう。
場合によっては”病院”に行かなくてはならない事もあるので、必ずゴルフ場に伝えるようにしましょう。

まとめ

”打ち込み”は、打ち込まれた方は当然ですが、打ち込んだ方も気分の良いものではありません。

せっかくのゴルフですから事故などなく、楽しんでラウンドして欲しいと思います。

ゴルフボールは当たり所が悪ければ、最悪の事が起きる可能性があります。
絶対に起こしてはならない!と気を引き締めて、絶対に届かない所に行くまで打たないように気を付けましょう!