ゴルフの王道から少しそれた話

初心者から100切ぐらいの方には役に立つかもしれないブログ。

100切りの為のマネジメント「苦手な事はやらない」

ゴルフを始めて1年ぐらいになる友人がいます。
彼は教室に通い、レッスンを受けながら熱心に練習をしていました。

その彼が先日、初めて100を切ったのです!
彼と初めてラウンドした時、レッスンを受けているだけあって、始めて一年未満にもかかわらず、結構良いボールを打っていました。
その姿から「100を切るのは時間の問題だろう」と思っていたのです。

しかし、何度か一緒にラウンドをしていて気づいた事があるのですが、じつは、彼はグリーンから少し離れた30~50ヤードほどの距離のアプローチが非常に苦手だったのです。
それは彼自身も自覚しているようで、「打ち方が良く分からないんだよね」と言っていました。

スコアメイクには、ショートゲームが非常に重要ですが、それを苦手としている友人がどうやって100を切ったのでしょうか?

100切りの内容


その友人にいろいろ聞いてみました。

その友人のスコアですが、前半46、後半52、トータル98ストローク
見事に100切り達成です。

前半のハーフで”貯金”をして何とか後半耐える。というパターンで、後半が52のスコアで100を切るのにぎりぎりのスコアですから、きっとドキドキだったに違いありません。

では前半のハーフ46はどういう内容だったのでしょう?

話を聞くと、彼曰く「パーオンが何ホールかあり、外したホールもグリーン周りからのアプローチだったので苦手な距離のアプローチが残らなかった」というのです。

しかし後半のハーフはアプローチでちょっとやらかしてしまったので52になってしまったそうです。

ちょっと感じた事

100を切る為にアドバイスをするというと、パッと思い当たるのは、「OBを打たない」「3パットをしない」などごく当たり前の事しか思い浮かびません。

しかし、友人のこの話を聞いて”苦手な事はやらない”というのは非常に重要なのではないか?と思ったのです。

例えば、「スプーンが苦手だ」という人はロングホールのセカンドショットやティーショットをミスしてしまって距離が残ってしまってもスプーンは絶対に使わないようにするとか、「5番アイアンが苦手だ」という人はグリーンに届かなくても6番アイアンで打つ、もしくは少し大きくてもユーティリティで打つ、というようにした方が結果は良いのかもしれない!という事です。

ドライバーが苦手ならティーショットはアイアンで打ち、アプローチが苦手ならパターで打つ、というようにちょっと極端に考えるのも有りなのではないでしょうか。

苦手な事、難しい事をやらない!というのはスコアメイクには、思っている以上に重要なのかもしれません!

 

まとめ

友人は”たまたま”苦手なアプローチが残らなかっただけで、自分の意志でマネジメントが出来たわけではありません。

一度100を切れたからと言って、次からも100が切れるとは限りません。

彼の場合、コンスタントに100を切れるようになるにはやはり”アプローチ”がカギになると思います。

これは私の持論ですが、「ゴルフは得意な事がひとつあるより、すべての事が”そこそこ”出来る方がスコアは良い」と思っています。

彼の場合、アプローチが”とりあえずグリーンに乗せられる”ようになれば、毎回100を切れるどころか次の段階”90を切る”というのが見えてくるのでは?と思います。

ちょっと話がそれてしまいましたが、100の壁をなかなか突破する事が出来ない方は、現在の自分の実力を鑑み、謙虚に苦手な事を避けてラウンドすれば少しはスコアを縮める事が出来るかもしれません。お試しあれ!!