月一回開催しているゴルフコンペの仲間の中に、Aさんという方がいるのです。
年齢は67ぐらいだったと思いますが、ドライバーを結構飛ばすのです。
見た感じは中肉中背で、体力的にも秀でている感じもしません。(ちょっと失礼ですみません)
なにか特別な秘密があるのでしょうか?
40グラム台のシャフト?
これは”あるある”だと思いますが、他の人の使っているクラブが気になったりして、クラブ談義に花が咲く!という事があると思います。
その時にそのAさんのドライバーについていろいろ話をしたのですが、購入する際にショップで色々試打をして、一番数値の良いクラブを購入したそうなのです。
「このシャフトが振りやすいんだよね」と言っていたのでちょっと持たせて頂くと、非常に軽く感じたので話を聞くと重量が40グラム台のシャフトでショップの店員に勧められたそうなのです。
それを聞いてこの時思い出したのですが、前にトップシニア(アマチュア)の試合のキャディをした時も40グラム台のシャフトを使用していた人がいたのです。
少し前に「軽硬(かるかた)」(軽くても硬いシャフト)が流行っていましたが、軽いシャフトは何がいいのでしょうか?
「軽ければヘッドスピードが上がる」、というのは想像できますが、その他に何かメリットがあるのでしょうか?ちょっと調べてみました。
軽いクラブ(軽いシャフト)のメリット
調べてみると「軽量シャフト」についての記事は非常に多いですが、私なりにまとめると軽量シャフトは「軽いためヘッドスピードが上がる」その反面、軽いがゆえに「手打ちになりやすい」という事らしいです。
ヘッドスピードが上がれば飛距離が伸びる事は確かですが、気を付けて欲しいのですが、軽量シャフトに変えても使い始めは良いのですが効果は一時的で、だんだんとその軽いシャフトに慣れていきヘッドスピードも落ちてきて(戻って)しまうらしいです。
こうなるとメリットとも言えないですね、なんとも悲しい話ですが・・・。
結果、いろいろ調べてみて感じたのは、単に軽量シャフトも選択肢の一つで、体力のある人が軽量シャフトを使ったら飛距離が伸びるとかいう話ではない!という事です。
あしからず。
私の経験上だと
私は前にこの「軽硬(かるかた)」のシャフトを友人に借りて打った事があるのですが、確かにヘッドスピードが上がり飛距離もかなり出ていました。
ただ注意しなくてはならないのは、この時は確か?ヘッドはゼクシオだったと思いますが、ヘッド自体の重量も軽くないとあまり効果を感じれないような気がしました。
この他に、軽くて柔らかいシャフトのクラブも打った事がありますが、この時はそのシャフトのしなりに合わせてゆっくり振らないと打てなかったのであまり飛距離も出ず、軽いだけではなく「硬い」というのは非常に大きなポイントではないかと感じます。
変えるメリットがある?
正直なところ、私自身は今のところ軽量シャフトにメリットは感じません。
クラブの重量がある程度ないと、タイミングが少し取りにくいのです。
先ほども言いましたが、軽量シャフトにすれば誰でも飛距離がアップするという単純な話ではありません。
シャフトはやっぱり「振り切れる程度で重く」というのが選ぶ基本だと思います。
(軽量シャフトの話なのに、身もふたもないけど・・・。)
ただ「最近、飛距離が落ちてきた」とか「後半にクラブが重く感じて振り切れない」と言う人は試してみる価値はあると思います。
シャフトを変えたからと言って飛距離が必ず伸びるとは言えませんが、一度ショップなどで試打をしてみると自分では思ってもみなかったタイプのシャフトが見つかるかもしれませんね。