ゴルフの王道から少しそれた話

初心者から100切ぐらいの方には役に立つかもしれないブログ。

重すぎるグリーンにはどういう対応が必要なのか?

重すぎるグリーン。さてどうする?

先日、友人たちで月に一回開催しているコンペに参加してきました。

最近の私は忙しいという事もあり練習をせずにラウンドにのぞんでいるのですが、ショットの状態は良く、アプローチとパターの調子によって70台でラウンドできるか否か?という感じです。

さて、この日もショットの調子は非常によく、スタートホールからパーオンして「今日もいけそうな気がする?」とバーディパットを打ったのですが、自分でも笑ってしまうほどショート!
下りのラインにもかかわらず、めちゃくちゃ重いグリーンなのです。

このホールで「今日のグリーンは重い!!」というのはわかったのですが、その後のホールでも強く打つ事が出来ず、終わってみれば、なんと37パットもしてしまいました。

「グリーンが重いのだから、いつもより強く打てばいいのでは?」と思われる人もいらっしゃるでしょう?

しかし、ここがゴルフの難しいところで「強く打ったら大きくオーバーして、3パットしてしまうんじゃないか?」とか考えてしまうんですよね。

 

 

夏のグリーンは重い?

ゴルフをする人なら感じていることかもしれませんが、冬に比べて夏のグリーンが重いというのが普通です。

夏のグリーンは、芝の伸びが速く、芝が元気!という事もあるのですが、ほかの季節に比べグリーンの刈り高を高くするのも影響しています。

一般的にグリーンに使われているベント芝は暑さに弱く、短く刈ると芝にストレスがかかり、病気になったり最悪の場合、芝が薄くなり剥げてしまう事もあるのです。

これとは逆に、冬は伸びも収まりグリーン自体が乾燥してくるためグリーンは早くなりやすいという事なのです。

重いグリーンの対策は?

パターの下手な私が重いグリーンについての対策について語れるはずもないので、ちょっと調べてみました。

  1. ボールのスピードをイメージする
    グリーンが重いと「強くヒットしよう」と考えがちですが、強く打とうとするとリズムが速くなったり距離感が合わなくなったりするので、打ちだしのスピードやカップ周辺でボールが止まる時のスピードをイメージして打つようにする。
  2. スムーズなストロークを意識する
    「強くヒットしよう」とすると、グリップを強く握ってしまったり腕や方にも力が入り力んでしまう事があるので、スムーズなストロークを意識することによりしっかりと転がりの良いボールが打てる。
  3. パターを重いものに変える
    重いパターに変えれば、打ち方を変える必要もなく明らかにボールの転がりが良くなるため重いグリーンに対応することが出来る。

という感じの意見が多かったのですが、私としては最もピン!ときたのは3番目の「パターを変える」という方法です。
パターに限らず打ち方を変えずに道具を変えるというのはもっとも簡単な方法ですからね。
その他の方法はちょっとハードルが高すぎるのでは?と感じてしまいました。

あと、役に立つかわかりませんが、個人的に気を付けている事は「しっかりパターの芯に当てる」という事です。
私が思うに、距離感の合わないアマチュアの人の多くは、パターをミスヒットしているように感じます。(私もだけど・・・。)

重いグリーンに合わせるというのは、なかなか難しい事だと思いますが、自分にある方法を見つけてグリーンを攻略してみてください。

まとめ

ちなみにこの時のラウンドは前半21パット、後半16パット、スコアは79(42・37)でした。
後半が良かった理由はだんだんグリーンが乾いてきて少しグリーンのスピードが速くなってきてタッチが合ってきた、という理由です。(バーディも2つ取れました)

冬はほとんどないのですが、夏のグリーンは午前に比べて午後は芝が伸びて重くなったり、それとは逆に乾燥してちょっと転がりが良くなるなどグリーンスピードが変化することがあるので、その辺の事も頭に入れておくと良いかもしれません。