ゴルフの王道から少しそれた話

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ゴルフを一から見直そう!【ゴルフの基礎⑦”スイング編”「バックスイング時の体の動き」】

さて、アドレスの基礎をしっかり押さえたところで、いよいよスイングについて勉強していきましょう。

まずは【バックスイング】について解説していきたいと思います。

まずバックスイングと言うと「クラブの上げ方」「腕の動き」をイメージすると思います。
確かにそこが一番知りたいポイントだと思いますが、まずはバックスイング時の体の動きと、注意すべきポイントを調べてみる事にします。

 

 

バックスイング時の体の動きで気を付けるポイント

① バックスイングは体幹部分で始動する

② 前傾の角度を変えない

③ 下半身を安定させる

体重移動を正しく行う

では、ひとつずつ見ていきましょう。

①バックスイングは体幹部分で始動する

クラブは”腕や手で上げない”と言うのは皆さんも良く聞いた事があると思います。
「クラブでボールを打つのに手や腕を使わないというのはどういうこと?」
と思われる人もいらっしゃると思いますが、分かりやすく言えばバックスイングの始動は手(クラブ)で始めるのではなく体幹部分を使ってスタートさせます。

いろいろ調べて見ると体幹部分と言っても人によって多少意見に違いがあり、シンプルに「上体を右に回す」とか、「骨盤から始動する」「お腹から(腹部を捻じる」、その他には「へそ」だったり「みぞおち」から回すという人もいました。
自分が一番しっくりくる方法で始動するようにすれば良いと思いますが、ちなみに私は「脇を絞めた状態をキープしながら体を捻じる」という方法で始動しています。

私の個人的な意見としては、体を回すというより「体を捻じる」という感覚の方が適切なように感じます。

②前傾の角度を変えない

ボールに対してアドレスを取ると、自然と上半身は前傾する事になります。
これは短いクラブになればなるほど前傾は深くなるのですが、バックスイングではこの前傾の角度を変えずに始動します。

バックスイングで起き上がってしまったり、逆に頭が下がってしまう人もいらっしゃるので注意が必要です。

よくバックスイングで「クラブを上げる」と言いますが、体を回すと前傾しているため左肩が下がり右肩が上がるためクラブを持ち上げたように見えるだけで、腕を使ってあげる必要はありません。

③下半身を安定させる

ナイスショットをするにはスイングの土台となる下半身の安定は必要不可欠な要素です。

下半身リードと言いますが、下半身を使いすぎるとスイングが不安定になってしまいます。

バックスイング始動時は太ももは向きを変えず正面を向いたままの状態をキープします。
バックスイングが深くなっていっても、右の太ももは正面を向いたままです。
ここで右足が踏ん張る事によって上半身と下半身の捻転差を生みスイングに力強さを生み出します。

体重移動を正しく行う 

飛距離を出すのに体重移動は不可欠ですが、ポイントは意識して体重移動をする必要はない!という事です。
バックスイングで体が右を向くと、クラブや腕が必然的に右に移動するので体の右側に重量が移動します。

この体重を右の股関節の真上に乗るようにする、もしくは受け止めるようにします。
ここは、ニュアンスの違いというか?感覚的なものもあるので、移動した体重が流れすぎないように自分のしっくりする感覚で良いと思います。

 

 

まとめ

バックスイングは「スイングの動きの中で最も重要で最も難しい」という人も多くいます。
逆に言えば「バックスイングさえしっかり出来るようになれば良いスイングの確率が大きく上がる」と言えます。

アドレスの静止した状態から、自発的に動き出さなければいけない所に難しさがあります。

次回は腕の動きを交えて、バックスイングを詳しく解説してみようと思います。