目標に対して正確にアライメントを取る方法 - ゴルフの王道から少しそれた話

どこに向いているか、良く分からない？？

「ゴルフはアドレスが重要！」と、このブログでも口が酸っぱくなるぐらい言ってきました。
当然のことながら”ボールの位置や前傾姿勢、グリップ”なども非常に重要なのですが、それがしっかり出来ていたとしても、向いている方向が合っていなければ元も子もありません！

実を言うとこの私、アライメントを取るのが非常にヘタで、多くの場合、狙いより左の飛んでいきます。
私はフェードヒッターなのでピンを狙う際、自分では意識はしていないのですが若干左を向いてしまうようで、しっかりアドレスを取り、狙った方向にボールが出て行ったとしても、だいたい思っているより左に着弾するのです。

これをずっとなんとかしたいと思っていたのです。さてどうしましょうか？

プレショットルーティーン（アドレスの入り方を変える）

「左に飛んでいくミスが多いな」と思いながらも特に何か対策する事もなく日々を過ごしていた時、あるゴルフ番組でアライメントについて女子プロの方が話をしているのを見ました。

それが「アイアンのフェースを目標（スパット）に合わせたら、そのクラブに対して構えるだけだから簡単」と言っていたのです。

「そんな事は分かっているよ！」と思っていたのですが、もしかして・・・自分はその基本が出来ていないのかもしれない？と思ったのです。

次の日に早速いろいろ試しながら練習してみました。

パターと一緒の方法にしてみたら・・・。

ここでちょっと話は変わりますが、パターが入らない一番の理由って何だか分かります？
それは「狙った所に構えられていない」という事なのです。
原因はパターを構えた後で、ヘッドを持ち上げてワッグルしたり、カップを見た時に肩が開いたりして、フェースの向きがずれてしまう事が原因なのだそうです。

そこで私はパターを構える時に、スパットにフェースを合わせたら絶対にパターを動かさないようにしています。

これをアイアンでやってみると効果てきめん！！
８番アイアンぐらいまでならなんとか満足のいくショットが打てるようになったのです。

正しくアライメントを取る方法

ではどういう方法でアドレスを取るようにしたか、ちょっと説明させて頂きます！

アドレスのルーティーン

後方から目標を定め、スパットを決める
スパットにフェース面を合わせる
スパットとボールを結んだ線に対してアドレスを取る
前傾姿勢を維持したまま、首だけ回し、目標を確認してショットを打つ

1．目標との間にスパットを決める。
これは特に難しいものではなく、皆さんショットだけではなくパターなどでもやった事があると思います。
このスパットを決める作業が間違っていると元も子もないのでしっかりスパットを決めましょう。

2.フェースを合わせる

スパットに対してフェースを合わせるのですが、パターと違ってアイアンは”座り”が悪くズレやすいので注意しましょう。

3．アドレスを取る
フェースをずらさないように注意しながら、スパットとボールを結んだ線に対して肩のラインを合わせてアドレスを取ります。
この時注意するのはアドレスを完全に取り終わるまで、目標方向を見ない、という事です。
アライメントがずれてしまう原因は、正確なアライメントと自分の感覚には誤差があり、目標を見ているうちに間違った方向にアドレスを修正してしまうのではないか？と思っています。

4．前傾姿勢を維持しながら目標を確認する
しっかりアドレスが取れたらそのまま目標を見ずに打ってもいい気がしますが、ちょっと不安なので、目標を確認するのですが注意するポイントがあります。
それは前傾の角度を保ちつつ、首だけを回すようにするという事です。
前傾姿勢を崩して上体を起こしてしまうと肩が開いたりしてしまう事があるので注意しましょう。

そして、アドレス、アライメントがしっかり出来たらあとは打つだけです！