ゴルフの王道から少しそれた話

初心者から100切ぐらいの方には役に立つかもしれないブログ。

100を切れる人のゴルフをデータで見てみる。【スコア100切りの極意②】

100を切るのに必要な事。
実は私自身、どうしたらよいのか?ピンと来ていないのです。

私はゴルフを競技として始めました。
そのせいか「100を切る」というのは普通に練習して何度かラウンドしていれば、いつの間にか切れるようになるスコアだと思っていましたし、キャディをしていてお客様の平均スコアは110前後なので、一度くらいは100を切った事ぐらいはあるだろうとも思っていました。

研修生をやめた後、地元の友人たちとゴルフに行くと、この考え方が間違っていたという事に気が付きます。

スタート前に「今日こそは100を切るぞ~!!」と息巻いていた友人がハーフを終わった時点で「今日もダメそうだな⤵」と意気消沈しているのを何度も見てきました。

100を切る為にいろいろアドバイスをするのですが、私の教え方が下手なのか?なかなかうまく行きません。

ではどうすれば良いのか?いろいろ考えた結果、今回はまず”100を切る事の出来る人のゴルフとはどういうものなのか?”調べて見る事にしました

 

 

データで見る100を切るラウンド

あるスコア管理アプリを参考に、100を切る事が出来る人(ハンデキャップ20~30ぐらい)のラウンドのデータを見てみましょう。

スコア平均「99.5」
  平均パット数・・・35.4回
  FWキープ率・・・16.9%
  パーオン率・・・15.1%
  ボギーオン率・・・55.2%

詳しく見ていきましょう!

平均パット数が「35.4回」
大体1ホール、平均2パットぐらいですね。パーオン率、ボギーオン率から考えるともう少しパット数を押さえる事が出来れば、スコアアップに繋げられそうですね。

FWキープ率「16.9%」
正直な所、FWキープ率は100切ではそんなに気にしなくても良いと思います。
それよりも、FWをキープできなくても「OBを打たない、ワンペナを打たない、池に入れない」という事の方が大事だと思います。

パーオン率・ボギーオン率
パーオン率とは?基準打数より2打以上少ない打数でグリーンオンした割合で、分かりやすく言うと「PAR4のホールでは2打以下で、PAR5なら3打以下でグリーンオンした割合」となります。
ボギーオン率は基準打数より1打以上少ない場合を言います。

さて、データを見て思ったのはパーオン率はきっと低い?だろうと予想はしていましたが、ボギーオン率が思っていたより高かった事に驚きました!

PAR4の場合”ティーショットを打って、セカンドショットでグリーンを外し、アプローチ(次のショット)でグリーンオン”、これでボギーオンですから、それが1ラウンド中に半分(9~10ホール)も出来なければならないと思うと、非常にハードルが高く感じてしまいませんか?

 

理屈ではそうでしょうけど・・・。

ではデータをそのままラウンドに当てはめてみましょう。
「9~10ホール、ボギーオンして2パットでボギー。その他のホールをダブルボギー」
理屈ではこれで100を切れます。

実際にはボギーオンしてワンパットで”パー”を取れる事があるだろうし、逆に3パットしてダブルボギーになってしまう事もあると思いますが、あくまでも理屈の上で100を切れる計算です。

こうやって考えると半分はダブルボギーでも良いので何だか行けそうな気がしますが、実際の友人のゴルフは?と言うと、トリプルボギー以上を簡単に打ってしまいますし、大たたきして1ホールで8とか9を打ってしまう事もあります。
やみくもにラウンドするよりは、具体的な数字があった方が目安にはなりますが、調べて見て思った事は「100を切るのって、実は難しいじゃないの?」という事でした。

 

 

100を切るのに必要な事って?

「100を切るにはどうすれば良いのか?」といろいろ検索すると、「それが出来れば苦労はしないよ!」というものも多く出てきます。

絶対に切れるという方法はない!とは思いますが、確率を上げる方法はあると思うのです。

私は中で、ゴルフは「100を切れるか切れないぐらいの時が一番おもしろい」と勝手に思っています。

なんとか100を切れるようになるために必要な事を私の経験やネット、レッスンプロなどにもいろいろ聞いて探してみます。
なかなか的を射た答えは出せないかもしれませんが、皆さんのゴルフのレベルアップに役に立てるようなものになればこれ幸いです。