「ゴルフのショットのうち、一番重要なのは何でしょう?」
こういう問いを一度は聞いた事があると思います。
個人的には「アプローチかな?」と思いますが、それは人によって違いがあるのかな?とも思います。
その人のレベルや課題によって、ある人はパターやアプローチだったり、ある人はドライバーが一番重要だ!と思っているのが普通なのだと思います。
では「上手くなるにはどのクラブを一番練習したら良いのでしょう?」
一番苦手なクラブ?それとも一番飛距離のでるドライバー?、それも間違いではありません。
しかしこんな考え方もあると思うのです。
それは「一番使うクラブを練習する」という事です。
名言「ゴルフのスコアの60%は、ピンから125ヤード以内に打たれたものである。」
サム・スニード
これは往年の名プレーヤー「サム・スニード」の言葉です。
サム・スニードは30年間で82勝、惜しくも「全米オープン」での優勝はありませんがメジャーでは通算7勝、年間最多の11勝は現在も破られておりません。
戦績を見ればとんでもなく強いプレーヤーだという印象を受けるのはもちろんですが、「世界で最も華麗なスイング」と評され、多くの人に愛されたプレーヤーなのです
・・・たしか?
この言葉って、「ジャック・ニクラス」の言葉じゃなかったっけ?
と思う方もいらっしゃるのでは?と思います。じつは私もそう思っていました。
よくよく調べて見るとジャック・ニクラスは「スコアの70%は120ヤード以内から打たれている」と言っていました。
・・・正直な話、どっちでもいいよねぇ~www、と思ってしまいましたが名プレーヤーの二人が言っている言葉なのです!
65%?
現在とはコースセッティングの違いはあれど、名プレーヤーのサム・スニードは65%と言っているのですから、我々アマチュアはさらに高いパーセンテージになるのではないでしょうか。
ドライバーを打ってセカンドをチョロって100ヤード以内から打って乗らず、バンカーでミスってアプローチしてパターを打ったらと考えると(ちょっと悲しい考えですが・・・)相当高いパーセンテージになってしまうはずです。
それを考えればショートゲームの重要性について再度認識させられますよね。
自分のレベルに合わせて
この名言はショートゲームの重要性を説いている言葉だと思いますが、125ヤードと限定しなくても良いと思います。
人によっては「80ヤード以内は絶対にグリーンオン出来るように練習しよう」とか「グリーン周りのアプローチはワンピン以内に寄せる」など、自分のレベルに合わせて練習する事が重要な気がします。
私の友人は「50ヤード以内は絶対にグリーンに乗せる」と言って良く練習していますが、それで100を切る事が出来ています。
実際はそれだけで100を切っているわけではないのですが、ひとつでも自信のある距離、自信のあるクラブがあるというのはスコアメイクには非常に重要なのではないか?と思います。