一般の方の多くは、練習場で練習をしながら自分なりの経験を基に試行錯誤して上達を目指しているのではないでしょうか?
その方法を否定するわけではありませんし、人によって身体的能力に違いがあるのでその方法でも上達する方もいらっしゃると思います。
上達の近道として「レッスンプロ」に習う!というのも良い方法です。
レッスンプロ達も最新の理論を勉強し、自分の経験をも踏まえてレッスンをしてくれます。
レッスンのプロですからこれ程頼りになる事はないと思います。
しかし、どんなプロでもゴルフに対して多少の先入観がある事は否めません!
では、純粋な”科学的アプローチ”で、ゴルフの上達は望めるのでしょうか?
科学的ゴルフの極意
ゴルフの理論をしっかり分かっているのといないのでは、上達する速度に大きく違いが出てしまいます。
本や雑誌、今ではYouTubeなどを参考にして、練習している方も多くいらっしゃると思います。
私も良く本やYouTubeを見るのですが、その中でちょっと面白い本!を見つけたので紹介したいと思います。
ソフトバンク クリエイティブから発行されている新書
「科学的ゴルフの極意」という本です。
著者はテレビでもおなじみの「大槻 義彦 教授」です。
大槻教授はゴルフを始めるのが遅かったため、ゴルフの行った時に仲間やキャディーさんに笑われてしまったそうです。
「何とか見返してやりたい!」と思い、仲間たちとのキャリアの差を埋めるため、物理学を取り入れたのだそうです。
読んでみると・・。
科学的アプローチなので少し難しい表現などもありますが、「あぁ、そうなんだっ!」とか「なるほどっ!」と思う事がたくさんあり、「新しい気付き」が多くあります。
中には、私の経験上だと”それはちょっとどうかな?”と思うような事も書かれているのですが、物理学的に説明されると「ちょっと試してみようか?」と思える内容の物が結構あります。
ゴルフに伸び悩んでいる方や、若いころに比べて飛距離に悩んでいるベテラン・シニアの方は読んでみると良いかもしれません。
何かのヒントになる内容がきっと含まれていると思います!
まとめ
この本の最大の魅力は、”プロゴルファーが教えている本ではない!”という事です。
大槻教授らしく、変な先入観を持たず、物理的アプローチで書かれているので読み物としても非常に面白く読むことが出来ます!
ある程度経験があると、どうしてもゴルフに対しての”思い込み”が出来てしまい、上達を遅らせている原因になっているかもしれません。
一度、この本を読んでみると、自分の中でゴルフ上達の切っ掛けが生まれるかもしれませんよ!