ゴルフの王道から少しそれた話

初心者から100切ぐらいの方には役に立つかもしれないブログ。

つま先か?かかとか?体重の掛け方

友人と練習場に行ってきました。
正確に言うと練習場に行ったら”たまたま友人がいた”のですが、ちょっと気になる事がありまして。

それは何かと言うと、「アドレス時の前傾角度が深すぎるような感じがする!」という事なのです。

打つのを見ていると、フィニッシュを取れずにバランスを崩す事が多く、”つま先側に体重が掛かりすぎているのでは?”と思ったのです。

よく体重の配分は「左足が”4”、右足が”6”」というように、左右の足の配分については皆さんも良く聞く事があると思いますが、”前後に対しての体重の配分”についてはあまり考えた事がない人もいるのではないでしょうか?

今回は”前後の体重の配分”について考えてみたいと思います!

前後の体重配分

友人の場合

友人のアドレスを見ると、前傾が強く、間違いなく”つま先”に体重が掛かっています。
上手く説明できないのですが、私の見た感じだと、「両足とクラブ」の三本足?でバランスを取っているようなの感じなのです。

もしかして?、と思い練習をしている他の人のアドレスを”こっそり”のぞき見すると、「結構前傾が強い人が多いなっ!」感じました。

これは私にも少し経験があって、「引っ掛け」ばかり出てしまうという事があったのですが、アドレス時の体重がつま先に掛かりすぎていたために、いつもよりアップライトにクラブが上がってしまっていたのが原因だったのです。

つま先か?、かかとか?

色々調べて見ると、大きく分けて「指の付け根(母指球)」「かかと」「足の裏全体に均等」の3パターンに分かれます。

これは、どれが正解というわけではなく、プロの間でも意見が分かれているようですが、ただ”バランスがしっかり取れる場所に体重をかける”という所は共通しています。

傾向としては、つま先に体重が掛かりすぎていると、テークバックが外に上がりやすく”引っ掛けやフック”が出やすくなり、逆にかかと体重になりすぎると”フラットなスイングになりスライス”しやすくなります。

指の付け根(母指球)

私が研修生をしていた時に、仲間たちとこの事について話したことがあり、「指の付け根」に体重を掛けている人が一番多かった記憶があります。

その時に聞いた話ですが、アドレス時に少し指を浮かすイメージにすると感覚を掴みやすいそうです。

この場所は”ややつま先に近い場所”になるので、スライスに悩んでいる多くの人が違和感なくアドレスを取れる一番オーソドックスな場所ではないかと思います。

かかと体重

調べてみるまで、”かかとに体重を掛ける”というのは聞いた事がなかったので、個人的にはあまりおススメしません。

ただ、チーピンや引っ掛けに悩んでいる人や、どうしても左に行かせたくないという人は、試してみても良いかもしれません。

足の裏全体に均等に掛ける

「足の裏全体」というとイメージしにくいと思いますので、”土踏まずのあたり”に体重が掛かっている、と思って頂いて良いと思います。

バランス的には一番良いように思いますし、フェードヒッターにお勧めの場所ですが、スライスに悩んでいる人にはちょっと捕まりが悪く合わないかもしれません。

実は私もこの「土踏まず」に体重を掛けているのですが、左へのミスが出にくいので左に行かせたくない人にも合うと思います。

 

自分に合う場所は?

人によってバランスの取りやすい方法は違うので、自分で試して見つける事が大事になってきます。

私は素振りをしている時に体重が掛かっている所がその人に合った場所だと思っています。
実際のスイングでのアドレスは、”ボールに対して構えすぎている”ために本来のバランスを崩してしまっているのではないかと考えています。

私はアドレスでワッグルした後にクラブをソールしないのですが、これはソールをすると、いまいち”テークバック”がスムーズに上がらないのです。

そうやってアドレスを取っている結果、たまたま土踏まずあたりに体重が掛かっているのです。

自分に合っている場所を探すのには役に立つと思うので、一度試してみて下さい!
ゴルフで一番重要なのは”アドレス”なので、しっかり確認しましょう!