まだ始めたばかりの友人と練習に行った時に、「最近のラウンドではどんな感じなの?」とちょっと聞いてみました。
スイングは”レッスンプロ”に習っているので、技術面で余計な事は言わない方が良い、と思っていたので”スロープレーにならないコツ”や”コースマネジメント”などについて何かアドバイス出来る事があるのではないかと思ったのです。
彼がゴルフを始める時に「100を切るぐらいまでなら教えられるよ!」と言ってしまったのにも拘らず、なかなか一緒にラウンドにも行けてないので、”何か力になってあげたいっ!”という気持ちもありました。
すると、友人が「打つクラブって、どうやって決めているの?」と質問してきたのです。
クラブ選択は難しい?
打つクラブ?そんなの残りの距離に合わせて選ぶに決まっているでしょ?と皆さんは思うかもしれません。
実際私もそう思ったのですが、いろいろ話を聞くと「クラブとクラブの間の距離」、分かりやすく言うと「8番アイアンでは小さく、7番アイアンでは大きい」場合はどうしているの?という事でした。
よくよく考えてみれば、「打ち上げ」「打ち下ろし」それに「アゲインスト」や「フォロー」の風などでもクラブ選択は変わります。
ある程度の経験のあるゴルファーなら自分の球筋などを基にクラブ選択をする事が出来ると思いますが、まだ100を切れない友人には難しい事なのだと思います。
特に「距離の打ち分け」は上級者でも難しく、友人にとっては難易度が高すぎる事で、無理もありません。
初心者の場合、どうすればいいのか?
中級者や上級者の方なら、「スイング幅を変える」とか「大きめのクラブで少しカットに打つ」という事になるのでしょうけど、初心者や初めて間もない人はどうすればいいのでしょう?
私の経験から言うと、初心者の方は「短いクラブ」を選んだほうが結果は良いと考えます。上級者の方でも迷った場合は「短いクラブ」をおススメします。
その理由は、グリーンに例えショートしても奥からより手前からの方がアプローチがしやすいからです。
多くのグリーンは”受けグリーン”と言って、奥から手前に傾斜が付いています。
つまり手前からのアプローチは、上りのアプローチになるわけです。
それに長いクラブより短いクラブの方が簡単です。
「ピッチングか9番か?」といえば短いピッチングの方がナイスショットの確率は高いのではないかと思います。
それでも「どうしても届かせたい!」「長いクラブを使いたい!」というのであれば”クラブを短く持って打つようにしましょう!
ただ、手前に”池がある”とか”あごの高いバンカーがある”という時はケースバイケースで大きめのクラブを選択した方が良いと思います。
まとめ
初心者から経験を積みステップアップしても、コースマネジメントの基本は”手前から”と心得ておきましょう。
しかし、もし大きめのクラブを使ってオーバーしたとしても、それも経験のひとつです。失敗を恐れずにいろいろ試してみる事も大事な事です。
言葉より実際に体験した方が身に付く事が多いのですから!
クラブ選択は、そもそも番手ごとの距離をしっかり分かっていなければどうしようもありません。
自分の正確な距離をしっかり把握し、距離の打ち分けが出来るように頑張りましょう!