TOUR B JGR
ショップに行くといろいろな種類のボールが販売されています。
ボールを選ぶ楽しさもありますが、ボールの種類が多すぎて自分にあったボールを選ぶのは結構難しいのではないでしょうか?
そこで、個人的におススメしたいボールがあります。
それが「ブリヂストン TOUR B JGR」です。
第3のボール
ボールのタイプには大きく分けて「スピン系」と「ディスタンス系」に分かれます。
スピン系のボールの特徴は、スピンがかかりやすくするためカバーが柔らかくコアが硬い作りになっています。(コアとはボールの中心部分です)
コアが硬いためある程度のヘッドスピードが必要になります。
ディスタンス系のボールはスピン系とは逆にカバーが硬くコアが柔らかい構造になっていて低スピン飛ばせるようになっています。
コアが柔らかいため幅広いヘッドスピードに対応してくれます。
JGRは飛距離追求型3ピース構造で、そこだけを見れば「ディスタンス系」に含まれると思うのですが、コアの内側が柔らかく外側が硬いという技術が投入されており、スピン系とディスタンス系のボールのいいとこ取りをした中間のタイプ、いわゆる「第3のボール」と言っていいでしょう。
ラウンドしてみると
ドライバーでティーショットをしてみると、旧JGRを使用した時はあまり飛距離に関して特に飛ぶという印象はなかったのですが、新JGRは飛距離の性能がアップしているように感じます。
何ホールか進むうちに特に感じたのは、直進性の高さです。ティーショットで曲がるイメージがしないので安心して振っていけます。
しかし、コントロール性がないわけではなく、曲げようと思えば適度にコントロールする事が出来ました。
アイアンショットでも飛距離性能、直進性は変わりません。
ただ飛ぶボールという先入観のせいか、セカンドショットの距離感が合わせづらく、少し慣れが必要かな?という印象です。
スピン性能に関しては、スピン系のボールに比べれば少ないように感じますが、まったくスピンがかからないわけではないので、特に問題があるようには感じませんでした。
アプローチに関してですが、安定したスピンがかかります。
「安定したスピンがかかる」とはどういう意味かというと、スピン系のボールに比べるとスピン量は少ないと感じます。
しかしスピン系のボールは時々スピンがかかりすぎる事があります。腕が悪いと言えばそれまでですが、スピンがかかりすぎる事がなく、毎回同じスピン量、同じフィーリングでアプローチ出来るというのはプラスのポイントではないでしょうか?
パターのフィーリングは少しだけ重い感じもしますがもとても良く、問題になるような事は全く感じませんでした。
まとめ
使ってみた感想は「このボールに変えてもいいかな?」と思わせるぐらいトータルバランスの優れたボールだと思います。このボールは非常におススメなのですが、決して安いボールではないので、ロストをする事が多い初心者の方よりは中級者から上級者の方にマッチすると思います。
始めたばかりの私の友人にも勧めたのですが、初心者が使うには少しコストパフォーマンスが悪いかもしれません。
このJGRは幅広いヘッドスピードに対応しているので、一般のゴルファーからセミアスリートの方まで満足して使用できると思います。
ゴルフを始めて100を切れるレベルに達したら、ボールにもこだわってみましょう。
その時、このボールを使ってみてください。あなたのゴルフも少しレベルアップ出来ると思いますよ!