ゴルフの王道から少しそれた話

初心者から100切ぐらいの方には役に立つかもしれないブログ。

アマチュア女子競技のキャディとコースマネジメント

朝起きて会社に行く用意をしてるとキャディマスターから電話がありまして。

「イヤな予感しかしない⤵」と思いながらも電話に出ると「あの~キャディさんの一人が急に来れなくなってしまって・・・」

「だから何さっ!」と思いましたが内容は分かっています。
「どうせっキャディをやれって言うんでしょ?」と嫌味っぽく言うと「お願いしま~す!!」と嬉しそうな返事が返ってきたのです。

というわけで、今回は「アマチュア女子競技のキャディをした」という話です!

マチュア女子の大会

この大会は県内の支部ごとの代表による”団体戦”です。
組み合わせを見ると、年齢もまちまちで20歳ぐらいから60歳ぐらいまでと幅広く、使用するティーインググランドは全員”レディースティー”です。

競技委員が決める事ですから私がとやかく言う事ではありませんが、アマチュアとはいえ競技をやるくらいの人達ですからレギュラーティーからでもいいような気がします。

カートにバッグを積み、プレーヤーにあいさつをしていよいよスタートです。

上級者のキャディ

皆さん練習ラウンドには何度か来ているようでしたので、アドバイスは聞かれたら答えるようにします。
経験上、上級者の方はあまりキャディにアドバイスを求めてこない傾向があります。
逆にアドバイスをしすぎると邪魔をしてしまう事があるので、OBやバンカーの配置などに限定して伝える程度にしました。

スタートするとやはり競技をしている方達だけあって飛距離も出ていてレディースティーから打てば、セカンドはショートアイアンで打てます。

グリーンに乗るとラインを聞かれたのですが、これも上級者に多い事で一応確認の為にラインを聞く方も多いのです。

一応のコースのアドバイスをする

最近は残りの距離も”距離計”で計る事が多いので上級者のキャディはグリーン上でボールとクラブを拭くくらいで特にやる事がありません。

特にやる事もないので一応ですがそのホールの特徴とベストルートを何となくアドバイスするという感じで進んでいったのですがあるホールで気付いた事があったのです。

それは、レディースティーにはレディースティーなりのマネジメントが必要なのだ!という事です。

そのホールは左ドッグレッグのミドルホールなのですが、フェアウェイ左サイドには大きな木があり、ティーショットを左に打ってしまうとグリーンを狙う事が難しくなってしまいます。

そこで「やや右を狙って打たないとセカンドで木が邪魔になりますよ」とアドバイスしたのです。
そして選手の一人がティーショットを打ったのですが、私としてはベストルートだと思って見ていると「あぁ、ちょっと逃げすぎたかな?」というのです。
「ん?」と思ったのですが、セカンド地点に行ってその意味が分かったのです。
普段、私が気にかけた事もないようなコースの右側に生えている木の枝が邪魔になっていたのです。
打ったプレーヤーは練習ラウンドで確認してその事を知っていたのでしょう。

私は普段”バックティー”か”レギュラーティー”からラウンドするのでその木が気になるような場所まで届かないのです。

レディースティーのように距離が短ければ簡単だと思い込んでいたのですが、そのティーイングエリア別のマネジメントが必要だという事を再確認する事が出来ました。

 

 

まとめ

よく短いホールには罠が多い!なんて言われていますが、まさにその通りだと実感しました。

距離が長ければ難しいのは当然の事です。
しかし、短いホールでは良いスコアを出すチャンスだと思いがちですが、そこに隠されている罠には注意が必要です。

そして、そこでのミスをした時のショックは大きくなるものです。

短いホールでもしっかりマネジメントを考えてプレーするようにしましょう!