ゴルフの王道から少しそれた話

初心者から100切ぐらいの方には役に立つかもしれないブログ。

スタンスの幅はどのくらいが良いのか?

先日練習場に行った時、ドライバーの調子が悪かったのです。

どういう風に調子が悪いかというと、”少し引っ掛け気味のフック”が出ていたのです。

フェードヒッターの自分としては一番出て欲しくない球筋ですが、経験上どうすれば直す事が出来るかは大体わかっています。

それはアドレス時に、だんだんスタンスの幅が広がって行ってしまう事が原因の場合が多いのです。
たぶんですが、調子が悪いので無意識のうちにどっしりとしたアドレスを取ろうとしすぎ、いつもよりスタンスが広くなり、体重移動が上手くできず少しアッパーに振ってしまい、フェースが返ってしまうようなのです。

ですので、スタンスを少し狭くして、水平に肩を回す事を意識してスイングすると、そこそこ良いボールが出るようになります。

治ったのは良いのですがこの時、ちょっと疑問に思った事があるのです。
それは「スタンスの幅って、何か共通した正解があるのだろうか?」と。

 

 

スタンスの幅の正解は・・・?

「スタンスは肩幅」、これ良く言われていますよね!
動画やネット、レッスン書なんかでも”肩幅ぐらい足を開く”というのはいくらでも見つかります。
ただ、いつも思っていた事なんですが”肩幅”って足の内側(くるぶしとくるぶしの間)に合わせて開くのか?、外側(小指と小指の間)に合わせて開くのかどっちなんでしょう?

調べて見ると「ドライバーは足の内側(くるぶしとくるぶしの間)」で「7番アイアンは足の外側」ぐらい開くのが良いみたいです。

分かったところで早速試してみましょう!
さて、実際のところ、どうなんでしょうね!振りやすいんでしょうか?

肩幅ってどのくらい?

・・・その前にちょっと、そもそも肩幅ってどのくらいあるのでしょう?
調べて見ると記事によって結構バラつきがあるものの、私の身長だと平均40~42cmぐらいみたいなので、足の内側の幅を40cm前後にしてドライバーを打ってみます。

まず構えてみた感じは「ちょっと広すぎない?ダメだろう?」とすぐに思いました。
ちなみにいつも通りアドレス(ドライバーの時)を取ってみると、足と足の間が30cm弱ぐらいのスタンス幅なので、さすがにちょっと無理があります。
そのまま打ってみると、バックスイングに違和感があり曲がる曲がらないの前に芯に当てる事が出来ませんでした。
タイガー・ウッズはこのスタンス幅で打っているようですが、たぶん、わたしの足の長さでは広すぎると思います⤵
このスタンス幅は一概に正解とは言えなそうです。

逆に”狭いスタンス”はどうなのでしょう?

足の外側に肩幅を合わせてスタンスをとり、比較のためにドライバーで試してみます。
まずアドレスが取りにくいという事はないのですが、ボールの位置がいつもより真ん中に感じるので、それがちょっと気になりますがそのまま打ってみます!

まず1球目を打ってみると、意外と振りやすく掴まった良いボールが出ました。
「あれ?、結構良いかも?」、続けて打ってみます。
次のショットは少し芯を外しましたが、ボールは狙った方向に出ていきます。
この後何球か打ってみた感想は「ボールのバラつきがいつもより少ないかも?」と感じました。
体重移動がいつもより少ないので、飛距離は落ちるかな?と思いましたがそんなこともなく、逆に小さな体重移動のため安定した球筋になったのかな?と思います。
狭いスタンスは意外と良いかもしれません!

 

 

まとめ

バランスを良く、というと少しスタンスを広くした方が良いような気がしますが、動きを妨げるほど広いスタンスは逆効果になる気がします。

私の中で良いスタンスの幅というのは「スイングバランスを崩さない程度に狭く」と思っています。
この”狭く”というのが”みそ”で、自分に合ったスタンス幅を探すには、狭いスタンスから始めて少しずつ広くしていくようにすると、見つけやすいのかな?と思います。

意外だったのは、広いよりは狭いスタンスの方が結果が良かった事です。
これから少し狭めのスタンスで続けてみようと思いますが、ただ体を回転させやすかった反面、少し体幹の強さが必要かなとも思いました。

考えてみれば人それぞれ体格も違うので、すべての人が肩幅のスタンスで合うはずがありません。

自分に合ったスタンスの幅を見つけましょう!!
そして、調子が悪くなったらスタンスを狭くしてみると、良いかもしれません!