ゴルフの王道から少しそれた話

初心者から100切ぐらいの方には役に立つかもしれないブログ。

あなたのティーアップは高くないですか?

以前に一度”ティーアップの高さ”について、「高い」ととどうなるか?、「低い」とどうなるか?などティーアップについての基本的な話の記事を書きましたが、今回もう一度「ティーの高さについて」話をしたいと思います。

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練習場に行くと私は他の人のスイングなど良く観察します。
「自分がこの人に教えるならどこをアドバイスするか?」など考えたりするのですが、これは友人に”アドバイス”する時に役に立ちます。

ほとんどの人は”テークバック”やスイング軌道”などを修正しようと練習しているようですが、私が見る限り「スイングをする前」に問題がある事が多いように思えるのです。

その中でも一番気になるのが「ボールの位置」です。
ドライバーショットを見ていると、「ドライバーは少しアッパーで打つ!」というのが一般的に言われていますが、そのせいだと思うのですがティーアップが高すぎやしないか?」と感じていたのです。

ティーが低いメリットは大きい?

ティーアップが高いと飛距離は出るが安定感に欠け、低くければ飛距離は落ちるが安定しやすい、と一般的には言われています。

ドライバーですから飛距離が出た方が良いと思われるかもしれませんが、飛距離より安定感を求めた方が、確実にスコアをまとめる事が出来ます。

ティーアップが低いという事は、ボールを捉えるスイング軌道は”ダウンブロー”になりやすいのですが、その分バックスピンが多くなり飛距離が落ちても直進性が上がる事により安定感が増すのです。

プロのティーアップの高さは?

プロゴルファーはどのくらいの高さでティーアップしているのでしょうか?
色々検索してみると、2019年 11/5号の週刊ゴルフダイジェストにこのような記事が載っていました。

プロのティーアップ
  • 男子プロの平均・・・3.7cm
  • 女子プロの平均・・・3.54cm
  • 最も高かった人・・・4.9cm
  • 最も低かった人・・・2.0cm

  参考:週刊ゴルフダイジェスト『ティアップ』大研究 2019年11月5日号より

 

数字だけでは少しピンと来ないかもしれませんが、プロゴルファーだからと言って、特に高いティーアップで打っているわけではないようです。

 

自分のティーアップの高さは?


自分のティーアップの高さを数字で計った事がなかったので、実際に計ってみようと思い、とりあえず、市販されているティーは、どれくらいの高さか計ってみました。
すると、意外な事が分ったのです!

一般に市販されている”段の付いたティー”を計ってみると、なんと”40㎜(4㎝)あるのです⁉
ネットで調べて見ると”40㎜”と表記して販売されているティーが多くあり、そのティーを普通に使うと、プロの平均より高いティーアップになってしますのです!

じゃあ自分はどのくらいの高さなのか?計ってみると、なんと「4.2cm」もあったのです!

友人には「ティーが高すぎる」とアドバイスしていた私自身も、プロの平均値よりも高いティーで打っていたとは何ともお些末な話です⤵

理想の高さとは?


ティーアップの目安として”ヘッド部分からボールが半分出るくらい”が良いとされています。

私のドライバーのフェース厚が”56㎜”ボールの直径が”42.67㎜”だとすると、ボールが半分出るという事は「56-42.67÷2=34.665cm」
理想のティーの高さは”約3.5cm”という事になります。

実際にこのティーの高さでアドレスを取ってみると、慣れないせいか少し低く感じます。私が狭いコースなどで”曲げたくない”と思う時にティーを低くしてアドレスを取る時と同じくらいです。

打ってみると多少の違和感はありますが、左へのミスが出なさそうで、そういう意味では安心感があります。飛距離に関しても、そんなに落ちている感じもなく、この方がスコアをまとめやすいのではないか?と感じました。

まとめ

自分のティーアップが、「まさか高い!」だなんて思ってもみませんでした!
私はフックボールが出て「左へのミスが多い」というのが課題だったのですが、打つ段階の前に既にミスをしていたのかもしれません。

アドレスでは「ボールの位置」や「肩の向き」などを注意する事が多いと思いますが、「ティーアップの高さ」についても色々試してみる事が必要だと思います。

最後に、勘違いのないように言っておきますが、「4.0cm以上あるティーアップはダメだ!」と言っているわけではありません!

その人によって、理想のティーアップの高さは違うので、自分に合った「ティーアップの高さ」を見つけて下さい!