ゴルフの王道から少しそれた話

初心者から100切ぐらいの方には役に立つかもしれないブログ。

あなたのスイング軌道は”本当に「インサイドアウト」「アウトサイドイン」ですか?”

実際のスイングとイメージとのギャップ?

私はフェードヒッターです。
ゴルフを始めた当時は酷いスライスで、このスライスを直そうと無理やりインサイドからヘッドを入れるようにしたところ、今度は”チーピン”(フックボールのひどいやつですね)が出るようになってしまったのです。

チーピンが出るようになったことで、「体の動きを無視して、無理にスイングの軌道を作るのは良くないのでは?」と思い、体の回転(いわゆるボディターン)で自然な形でスイングするようにしたところ、自分の感覚ではストレートインぐらいの軌道になり曲がり幅の少ないフェードボールになっていったのです。

でもこの「ストレートイン」というスイング軌道が後に勘違いを生むのです。

 

ドローボール?

私の友人達の中にはアベレージが80台という上手な人が何人かいます。
片っぽのハーフで時々30台でラウンドしたりするので上級者の部類に入るのかな?という感じです。

その中のある友人とラウンドしていた時に気になった事があったのです。
ドライバーショットを見てみると、インサイドから若干アッパーというスイング軌道でドローを打つのです。

私はドライバーショットはティーアップをしているので若干アッパーに入る方が飛距離もでますしスイング的にも正解だと思っているので何の問題もないのですが問題は”アイアン”なんです。
ボールこそドローで飛んでいくのですが、スイング的にみるとアッパーというか?”下から入っている?”のです。
そのせいか正確には分かりませんが、その友人はドライバーの飛距離に比べてアイアンが飛ばないのです。

本人には意識がない?

ラウンド終了後にちょっと話を聞いてみると、アイアンがアッパーあるいは下から入っているという意識は思っていた通りなかったのですが、ドライバーもアッパーで打っている意識がなかったのです。
彼の中では「インサイドアウト」の軌道で振っているという感覚しかなかったのです。

インサイドに振り切っているのに・・・?

次は私のケースです。

私は「ストレートイン」か「少しアウトサイドからインサイド」ならOK ぐらいの意識でスイングしていました。
フェードを打つため「インサイドに振り切る」という事を意識していたのでたまに「引っ掛け」のミスが出る事はしょうがないか?と思っていましたがそれにしてはこの引っ掛けのミスが多かったのです。

そして引っ掛けならまだしもスイング軌道を意識してスイングしているにもかかわらず「チーピン」が出る事があるのです。
引っ掛けフックなら分かりますがそうではなく「一度右に出てからフック(チーピン)」するのです。

まさかインサイドから入っている?

アーリーリリースになっているのか?それともフェースが被っているのか?ずっと原因が分からなかったのですがある練習場にあった測定器具(スイングの軌道がわかるやつです)でクラブを振ってみると私のスイングはやや「インサイドアウト」で正しいと思われる軌道は自分が思っているより外から入ってくる感じなのです。

つまり自分では「ストレートイン」だと思っていたのが本当は「インサイドアウト」の軌道だったのです。

これがゴルフの怖いところで、自分で思っている事と実際の動きは違う!という事が良くあるのです。
その勘違いがある限りいくら練習しても自分の目指すスイングに近づく確率は低くなってしまいます。
調子の悪い時は、自分のイメージと実際の動きに違いがあるかもしれない?と疑ってみる事で調子を取り戻す事があるかもしれません。

 

まとめ

実は自分でも「もしかしたら?」と思い当たる節があったのです。
その当時、右ドックレッグのホールで「スライス」を打とうと思い、思いっきりカット軌道でスイングしてもあまり曲がらない。という事が良くあったのです。

自分ではカットに振っているつもりが実際は思っているよりカット軌道にはなっていなかったのでしょうね。

自分のイメージと実際の動きのギャップに自分ではなかなか気が付くのは難しいかもしれません。
本来ならばスイングの事を分かっているレッスンプロなどにチェックしてもらうのが良いとは思いますが、仲間に自分のスイングを定期的に見てもらうなどして本当の自分のスイングを把握する事が必要だと感じた出来事でした。