ウェッジのグリップを”プラス４”に交換してみる

グリップを交換する！！

ウェッジを買ってから一度もグリップを交換していません。
フルショットをするわけでもないので何となくいいかな？とも思っていましたが、今回重い腰を上げて交換します。

そこでどんなグリップに交換しようか？といろいろ思案してみました。
第一候補は他のアイアンと同じグリップです。
当然ですが全部のクラブが同じ感覚で持てた方が良いので一番良いと思うのですが、それではちょっと面白くないのでこだわってみようと思います。

ツアーベルベットプラス４

今回、選んだのはゴルフプライドの”ツアーベルベットプラス４”というグリップです。

グリップのメーカーもたくさんありますが、私は昔から「ゴルフプライド」のグリップを使用しています。
ゴルフプライドは世界のトッププロの使用率、クラブメーカーの採用率がナンバー１で非常に信頼のおけるメーカーです。

さて、このグリップ選んだ理由ですが、”引っ掛けにくくアプローチがしやすそうなグリップ”という事で選びました。

本来のグリップはグリップエンドからヘッド方向に向かって細くテーパーなっているのですが、この”プラス４”というグリップはグリップ下部をテーパーレス形状にする事で下巻テープ４枚分と同等の太さになっているのです。

ちょっとわからない方もいると思うので簡単に解説すると、グリップはシャフトに両面テープで取り付けています。
その両面テープを２重、３重とする事でグリップを太くする事が出来るのです。

なぜ引っ掛けにくいのか？

引っ掛けてしまう原因はいろいろあります。
その一つに”右手が返ってしまう”事で引っ掛けてしまうのですが、右手のグリップが太い事で少し手首が返りにくくなるのです。
そしてウェッジなど短いクラブは”ライ角”が大きいのでクラブ自体も引っ掛けやすい構造になっています。

このグリップをウェッジに入れるのは良いと思いますがスライサーの方にはあまり合わない可能性があります。
逆にフッカーや引っ掛けのミスが多い方には合うと思います。

実際の使用感

交換して実際にグリップしてみると若干の違和感があります。
「ちょっと太いかなぁ？」と思いましたがボールを打ってみるとなかなか良い感じです。
右手の指が余らないのでしっかりグリップでき、引っ掛ける感じもなくラインを出して打つ事が出来ました。
非常に良いフィーリングです！

次にグリーン周りからのアプローチを打ってみます。
打ってみると、非常にラインを出しやすくボールもコントロールしやすく感じます。
パターなども太いグリップが流行っていますが、太い事により手首が折れにくく短い距離を打つアプローチに非常に適していて、距離感も出しやすかったです。
特にフェースを開きやすく上げるアプローチでのフィーリングが良く少しアプローチを苦手としている方は試してみると良い結果が得られるかもしれません。