アプローチさえもう少し良ければ!
キャディをしている時、グリーン周りまで来ているのにダフってグリーンに乗らなかったり、逆にトップしてグリーン奥のバンカーに入ってしまいスコアを崩してしまうのをイヤと言う程見てきました。
そこで、私が行っているアプローチの方法を一つ御教えしたいと思います。
私の場合、アプローチをする時に一番最初に考えるのは「パターで打てないかな?」という事です。いわゆる転がしが出来ないか考えます。
キャディをしていると、グリーンのカラーからのアプローチでもウェッジを持つお客様が多くいらっしゃいます。
私なら絶対にパターで打つのですが「アプローチはウェッジで」と思われているようなのです。
私の友人はパターのアプローチは何かセコイような気がすると言っていましたが、スコアにはカッコいいもセコイもないので確率の高い方法を選びましょう。
では次にパターで打つには少し距離があってウェッジで打たなければいけない場合、ちょっとしたコツがあるのです。
この方法は冬場の芝が薄い状態の時や雨で少し湿っている状態、「これダフりそうだな」という時に私が使っている方法です。
ヒールを浮かして先っぽで打つアプローチ
皆さんがアプローチする場合、普通にソールしてアドレスを取ると思います。
このソールの仕方ですが、ソールした幅が多いほど実はダフりやすいのです。
言葉では伝わりにくいので写真で説明します。
左の写真は普通にソールした物です。この状態だと地面に触れている部分が多くなります。
次に右の写真はヒールを浮かして構えたものです。接地面を少なくする事でダフりにくくなります。
ヒールを浮かして構えると、当然ボールとの距離が近くなりアップライトなアドレスになります。クラブは短く持ちましょう。
上から見た写真ですが左は目標に対してまっすぐ構えています。
右の写真は私の構え方です。少しだけフェースをかぶせているのですが、これはしてもしなくても構いません。私はこう構えた方がボールを捕まえられそうな感じがするのでかぶせています。
打ち方ですが、ソールしている部分、フェースの先っちょに当たるようにパターと同じストロークします。
気を付ける事はボールがあまり上がらない事とスピンがかからない事です。
ピッチ&ランというよりはランニングアプローチに近い感じです。
私は長くこのアプローチをしているのである程度はボールを上げる事が出来ますが、それでもグリーン周りのアプローチに限定して使用しています。
まとめ
ちょっと特殊なタイプのアプローチで、使うシチュエーションも限られていますが使えるようになると武器になると思います。
初めは違和感もあるとは思いますが、ダフるという事がほぼなくなるので自信を持ってアプローチ出来るようになります。
クラブの先の方で打つので距離感を掴むのに慣れが必要です。
それでもアプローチに苦手意識のある方は練習してみてください。
難しい技術は何もありません。ただ少し構え方を変えるだけなので出来るので誰にでも出来ますよ!