「あそこでミスさえしなければ70台だったのに!」という経験をされた方は、かなりいらっしゃると思います。
70台でラウンドするという事は”非常に難しい”というイメージが皆さんの中にあると思います。
たぶんですが「70台でラウンドする人は、ほとんどミスショットをせずラウンドする!」と思っていらっしゃるのではないでしょうか?
ただ、私の経験でいうと「大きなミスをしなければ70台でラウンド出来る」という感覚なのです!
当然、誰もが”大きなミス”をしなければ70台でラウンド出来るわけではありません!
ある程度の実力、中級者から上級者の人に限っての話です。
ラウンドの内容は・・・?
2022年になっての初ラウンドに行ってきました。
年を明けてからなかなか忙しく練習にも行けず、ほぼ”ぶっつけ本番”でのラウンドでした。
それまでドライバーの調子が悪く、振れば振るほど”フックボール”、いわゆる”チーピン”が出ていて決して本調子ではありませんでした。
1番ホールのティーショットで思った通り”フックボール”が出て、ミドルホールにもかかわらず、残りの距離が200ヤード以上残っていたのです。
スタートホールでいきなり”ダブルボギー”では厳しいラウンドになってしまうので「最悪でもボギーであがる」というマネジメントに切り替え、何とかボギーで上がる事が出来たのです。
その後のホールでは、ドライバーのフックを抑えるために、アドレスでのボールの位置を変えて”スライスボール”を打つようにしました。
飛距離は落ちますが、何とかコース上にボールを置く事に専念したのです。
結局その日はショットが一日中安定せず、ストレスの溜まるラウンドになったのです。
結果は・・・。
ラウンドの結果は・・・2バーディ・8ボギー、トータル78のラウンドでした。
感想は「あれでよく70台でラウンド出来たなぁ!」というのが正直な所です。
内容はひどいもので、ショートホールで”シャンク”したりアプローチでダフッたりと散々でした。
では、なぜこんな内容でも70台でラウンド出来たのでしょうか?
マネジメントを変更する
このラウンドで私が考えていたことは”たったひとつ”それは・・・
「ダブルボギーを打たない!」、これだけです!
ダブルボギーを打たない為には絶対に”OB”を打ってはいけません!
ドライバーの調子が悪かったので”最善のルートは捨て、距離が残るとしても安全なサイドに打つ”という事を徹底しました。
みなさんの中で、安全なサイドに打ってしまうとセカンドの距離が残ってしまうのでは?と考えがちではないでしょうか?
特に「ドッグレッグ」のホールだとショートカットした方がセカンドが打ちやすい!と無理に狙ってしまう事もあると思います。
どちらが正しいマネジメントとは言い切れない部分もありますが、今回は自分の調子に合わせたマネジメントに変更したのです。
我慢する事も必要!
今回のラウンドでは”欲張らない”という事が功を奏しました。
せっかく楽しみにしていたゴルフに行って「我慢する」というのは何ともつらい話ですが、スコアをまとめるには必要な事であるのは間違いありません!
しかし「避けられるトラブルは徹底的に避ける」というのはアマチュアゴルファーにとっては最善のコースマネジメントだと思います。
ゴルフの楽しみ方は人それぞれですから絶対ではありませんが「一度は70台でラウンドしたい!」と思われている方は、試してみる価値はあると思います。
最後にもう一度言いますが、これは「ある程度の実力、アベレージが80台でラウンド出来る人」向けの話です。
アベレージ80台の人は、実力的には十分70台でラウンド出来ると思います。
ショットの練習はもちろんですが、ここから上の世界は”考えるゴルフ”が必要になってきます。
そしてそれこそが、ゴルフの一番おもしろい所なので頑張ってみてください!!