ぼく、トビえもん!
最近よく売れているボールがあります。
それが「飛衛門」です。
実はこのボール、私はずっと非公認球だと思っていました。
細かい規定は色々ありますが、非公認球とは、反発係数が規定より大きなボールで、公式の競技では使用できません。
非公認球は一般的に「高反発」とか「ルール適用外」とか箱に書いてある物が多いので、ショップに行けばわかると思います。
私は飛衛門が公認球だと最近まで知らず、業者さんに直接教わりました。
勉強不足ですみません。
飛衛門を打ってみよう!
まずは、ドライバーで打ってみましょう。
比較をする為に、タイトリストPRO V1と一緒に試打をしました。
打ってみると以外、と言っては失礼かもしれませんが、想像していたより柔らかめでした。
まずまずの打感です。
V1に比べれば「硬い」となるのでしょうが、私個人の感覚だと「少し重い」という方がしっくりきます。
弾道は少し高めで直進性が高いと感じます。少しこすったかな?と思ってもあまり曲がらずに飛ぶ感じです。
このボールの一番の売りの飛距離についてですが、確かによく飛びます。これは大きな武器になるでしょう。
V1より14~5ヤードほど、飛んでいました。
次はアイアンショット
アイアンの番手は7番とPWを使いました。
ドライバーと同じで打感は「少し重い」という感じです。
弾道が高く、スピンがかかっている感じはあまりしません。
7番で少し曲げてみようと思いましたが、思ったより曲がってくれません。操作性に関しては、V1の方が圧倒的に性能が上です。
中級者ぐらいまでのボールを曲げたくない人には、この直進性は大きな武器になりそうです。
飛距離についてですが、7番アイアンでは若干飛ぶかな?ぐらいしか感じませんでしたが、PWで打つとV1より1番手ぐらいは飛んでいるようです。
このボールを使うのであれば、番手別に何ヤード飛ぶのか改めて把握する必要があると思います。
アプローチ&パター
ウェッジは58度を使用します。
V1などのスピンタイプのボールと違い、球離れが早いせいなのか簡単にボールが上がります。砲台グリーンやバンカー越えのアプローチでも、普通に打つだけでボールが上がるので非常に楽です。これは初心者~中級者にとってかなりのプラスポイントです。
スピンは、ほぼ掛かりませんが、ボールが上がりやすいのでアプローチに特に問題はないように思えます。
パターはV1に比べると、確かにしっかりとした打感ですが、極端に速いグリーンでなければ問題ないでしょう。逆にショートパットはしっかり打てそうな感じです。
総括
飛距離が出る、このボールの最大のメリットです。打感も思っていたより柔らかかったので、少しヘッドスピードが遅い人にも合いそうです。
アプローチでは、ボールが上がりやすいので特にピッチ&ランが打ちやすいというのも良いポイントです。
もう少し飛距離が欲しいと思っている初心者~中級者には最適なボールだと思います。コストパフォーマンスにも優れておりロストボールを買うならこちらをオススメします。
想像していたより良いボールでした。
コスパがいいので、一度使ってみても損はないと思いますよ。