ゴルフの王道から少しそれた話

初心者から100切ぐらいの方には役に立つかもしれないブログ。

ドライバーが苦手な人へ【ティーの高さとスイング軌道とスピン量】

友人とゴルフに行った時のお話です。

その友人は100を切ったり切れなかったりぐらいの実力で、どちらかというとスコアにこだわるタイプではなく、ゴルフを楽しんでラウンドするタイプです。

「スコアよりゴルフを楽しむ事が優先!」とは言っても、やはり良いスコアでラウンド出来る事に越した事はありません。
友人もなんとか良いスコアでラウンドするためにいろいろ工夫しています。

ティーショットをスプーンで

友人が距離の短いミドルホールでのティーショットをスプーンで打ちました。
かなり良いショットでフェアウェイをキープ。飛距離も220ヤードくらいは飛んでいたと思います。

それを見た私は「全部スプーンで打った方が、スコアがまとまるんじゃないか?」と思ったほどのナイスショットでした。

次のロングホール。
ティーショットはドライバーで打ったのですが、かなりスライスしたものの、なんとかOBにならずにラフで止まり飛距離は200ヤードぐらいです。

セカンドではスプーンを使用
私はゴルフクラブの中で”スプーン”が一番難しいクラブだと思っているので、「ラフからじゃちょっと難しいのでは?」と思っていると、ナイスショットでグリーン近くまでボールを運んだのです。

ティーアップの高さとスイングの軌道

この時に私は「友人のスイングの軌道だと、ティーアップしてあるボールより地面にあるボールを打つ方が得意なのではないか?」と思ったのです。

ドライバーはティーアップして地面からボールが浮いているため、クラブは地面に触れず空中を通る軌道になります。

ドライバーが苦手な人は、もしかしてそのスイング軌道を苦手にしている人が多いのでは?と感じたのです。
もちろんティーアップが高くなればなるほど難しくなるのです。

ちょっと余談ですが、その友人には以前「ドライバーのティーアップが高すぎるからもっと低くしたほうが良い」とアドバイスした事があり、その時はティーアップを低くしてドライバーを打つと、スライスはするもののミート率は上がったようにに感じました。
しかし、今回はちょっと高かったように思ったのでまたアドバイスすると、友人は「高いティーしか持ってなくて低くできなかったんだ」と言っていましたw
なんだそれっww

ドライバーのスピン量とロフト角

ドライバーは飛ばすクラブなので、ダウンブローで打つとスピン量が増えてしまい飛距離が落ちてしまいます。

ですので、低いティーアップはダウンブローになりやすい傾向はありますが、絶対に飛距離が落ちるというわけではないのでドライバーを苦手としている人は一度低いティーアップで打ってみると事をおススメします。

penguin-golf.com

スピン量が多いと飛距離は落ちますが、直進性は増します。
曲げない為にはドライバーのロフトを今使っている物より少し大きいものを使えばスピン量が増し曲がりずらくなるはずです。

 

 

まとめ

これは友人のゴルフを見て、私が感じた事なのですべての人に当てはまるわけではありません。
レッスン書やYouTubeなどでは、「飛距離を犠牲にしてもドライバーのスピン量を増やす事で真っすぐ飛ばす」なんて言っている人はほとんどいませんからねw

ただ私は多くの人はティーショットで飛距離にこだわりすぎている気がするのです。

一発のスーパーショットより、安定したショットを続ける方がスコアをまとめる事が出来る、というのは皆さんも感じている事だと思います。

もし「ドライバーさえ何とかなればっ」と思っている人がいれば、ちょっと試してみると何かの気付きのポイントになるかもしれません。